競売物件のイロハⅥ 入札をしよう。
今回は入札のポイントです。
個人が入札の場合を書きます。
◎まず、各裁判所の入札提出書類を揃えてください。
ご自分で取りに行く場合、郵送で依頼する場合も
各裁判所の住所を調べます。
http://bit.sikkou.jp/schedule/
裁判所のスケジュールですが、クリックすると
青字で書かれた裁判所と住所・電話番号がでます。
クリックすると、スケジュールがで、一番下にお問合せが出ます。
そのお問合せに ブルーで 詳しくはこちら をクリックすると
その裁判所の写真と各案内電話番号が出ます。
◎入札書を提出する方法は2つです。
提出したら訂正、取り消し等は一切できません。書類は不備の内容お願いします。
①入札物件所在地の裁判所へ持参する(9時~5時まで)
ただし、12時~1時までは閉鎖されます。
代理人は委任状と委任者との関係を記入します。押し印要。注意です。
②入札物件所在地の裁判所へ郵送する。
入札期間最終日5時までに必着。必ず切手を貼った自分宛ての郵送用の封筒を用意。
書類不備があると受理しないので注意する。
※共同入札の場合は事前に執行官の許可を得なければならない。要注意です!
1、入札に必要な書類、ほか
①裁判所保管金 振込依頼書
②入札保証金振込証明書
③入札書
➄入札書在中と書かれた茶封筒
⑥印鑑( 実印でなくてよい)
2、入札書類の提出
①保証金の入金(買受申出保証額=売却基準価格の20%)をする。
裁判所保管金の振込依頼書に①~➄を記入し、銀行で振り込みます。
必ず銀行取扱店の収納印を確認します。用紙には
・銀行で振り込んだ日
・買受申出保証額=売却基準価格の20%を金額に記入
・振込依頼番号=事件番号です。(例 30 ケ 005と右詰めで記入)
・事件番号記入→→矢印の横に入札者の姓名をカタカナで書きます
・個人名、住所を入れます
②入札保証金振込証明書
重要なことは
・押し印した印鑑は落札されたときにも必要。どの印か忘れないこと。
・裁判所保管金の振込依頼書=保管金受入手続添付書を張り付けます。
(銀行で振り込んだ保証金の入金の裁判所提出用)
割印2か所あるのを忘れないこと。
・事件番号 平成30年(ケ)第005号(例で、架空です)の下に
物件番号 第1,2 号 と数字が複数の場合は記入漏れないように。
・落札されなかったら、買受申出保証額=売却基準価格の20%戻ってきます。
大体開札日の5日から1週間ぐらいで入金されます。
③入札書
・住民票と同じ住所の表記をします。
のように正しく書かないと無効です。
・提出日の記入を忘れないように。(注意されることがあります)
・事件番号・物件番号は正しく書きます。
※例えば物件番号が 1,2,3であるのに1,2、のみ記入=無効。
④「入札書在中」と書かれている入札茶封筒に、
開札期日・事件番号・物件番号(忘れないこと)を記入し、
③の入札書を入れて封をして、提出します。
1週間後の開札日を待ちます。