中古売買、収益不動産 そして、競売不動産の話

72歳、不動産屋さんを始めます。

競売物件のイロハⅥ  入札をしよう。

今回は入札のポイントです。

個人が入札の場合を書きます。

 

◎まず、各裁判所の入札提出書類を揃えてください。

 

ご自分で取りに行く場合、郵送で依頼する場合も

各裁判所の住所を調べます。

 

http://bit.sikkou.jp/schedule/ 

 

裁判所のスケジュールですが、クリックすると

青字で書かれた裁判所と住所・電話番号がでます。

クリックすると、スケジュールがで、一番下にお問合せが出ます。

そのお問合せに ブルーで 詳しくはこちら をクリックすると

その裁判所の写真と各案内電話番号が出ます。

 

◎入札書を提出する方法は2つです。

提出したら訂正、取り消し等は一切できません。書類は不備の内容お願いします。

 

 

①入札物件所在地の裁判所へ持参する(9時~5時まで)

ただし、12時~1時までは閉鎖されます。

代理人は委任状と委任者との関係を記入します。押し印要。注意です。

 

②入札物件所在地の裁判所へ郵送する。

入札期間最終日5時までに必着。必ず切手を貼った自分宛ての郵送用の封筒を用意。

書類不備があると受理しないので注意する。

 

※共同入札の場合は事前に執行官の許可を得なければならない。要注意です!

 

1、入札に必要な書類、ほか

 ①裁判所保管金 振込依頼書

 ②入札保証金振込証明書 

 ③入札書 

 ④住民票(マイナンバーはいれない)

 ➄入札書在中と書かれた茶封筒

 ⑥印鑑( 実印でなくてよい)

 

2、入札書類の提出

 ①保証金の入金(買受申出保証額=売却基準価格の20%)をする。

  裁判所保管金の振込依頼書に①~➄を記入し、銀行で振り込みます。 

   必ず銀行取扱店の収納印を確認します。用紙には

 

  ・銀行で振り込んだ日

  ・買受申出保証額=売却基準価格の20%を金額に記入

  ・振込依頼番号=事件番号です。(例 30 ケ 005と右詰めで記入)

  ・事件番号記入→→矢印の横に入札者の姓名をカタカナで書きます

  ・個人名、住所を入れます

 

 ②入札保証金振込証明書

   重要なことは

   ・押し印した印鑑は落札されたときにも必要。どの印か忘れないこと。

   ・裁判所保管金の振込依頼書=保管金受入手続添付書を張り付けます。

          (銀行で振り込んだ保証金の入金の裁判所提出用)

    割印2か所あるのを忘れないこと。

   ・事件番号 平成30年(ケ)第005号(例で、架空です)の下に

    物件番号 第1,2 号 と数字が複数の場合は記入漏れないように。

   ・落札されなかったら、買受申出保証額=売却基準価格の20%戻ってきます。

    大体開札日の5日から1週間ぐらいで入金されます。

  

 ③入札書

   ・住民票と同じ住所の表記をします。

     東京都千代田区霞が関二丁目5番1号  山澤 太郎

     のように正しく書かないと無効です。

   ・提出日の記入を忘れないように。(注意されることがあります)

   ・事件番号・物件番号は正しく書きます。

    ※例えば物件番号が 1,2,3であるのに1,2、のみ記入=無効。

 

 ④「入札書在中」と書かれている入札茶封筒に、

    開札期日・事件番号・物件番号(忘れないこと)を記入し、

    ③の入札書を入れて封をして、提出します。

   

 

 

1週間後の開札日を待ちます。